明けましておめでとうございます🎍
新年明けてから10日ほども経ち、新年のムードはないですよね・・。
わたくしごとですが、サンフランシスコ移住後3回目の年始を迎えました。去年にも書きましたが、まったくもって新年が来たという感覚がないサンフランシスコ💦 日系スーパーに行ったときだけ、黒豆や栗きんとんなどお節関連のお料理が並んでいたので、ちょっぴりお正月気分になりました☺
12月は3作鑑賞。
ちなみに、スターウォーズは観ておりません。観る予定もございません。シリーズ観たこともありません。まったくもって興味がございません・・・。
ダーク・ウォーターズ (Dark Waters)
Dark Waters Trailer #1 (2019) | Movieclips Trailers
2019年公開のアメリカ、アメリカを代表する大企業、デュポンとロバートとの壮絶な戦いが描かれているスリラー映画。監督はトッド・ヘインズ。主演はアベンジャーズのハルク役で有名なマーク・ラファロ。アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ビル・プルマンなどなど共演者も豪華。
あらすじ
弁護士のロバート・ビロットは、1人の農夫から村で連続して起きている不審死の調査を頼まれる。ビロットは農夫に、不審死は化学企業のデュポンが化学物質を川に流出させ、生活水が汚染されていることが原因であると明かされる。調査を始めたビロットは、デュポンが環境汚染を認識しながら隠蔽していることに気付き、訴訟に踏み切ることにした。だが、アメリカを代表する大企業のデュポンに戦いを挑むのはビロットにとって無謀な挑戦を意味していた。部下や上司からの支持も失ったビロットは、デュポンからの脅迫で身に危険が迫る中、真実を明らかにするため、さらに訴訟に身を投じていくのであった[2]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダーク・ウォーターズより引用
アベンジャーズのハルク役で有名なマーク・ラファロ。その前から何故かお気に入りでした。結構タイプ💕 はい、誰もきいてませんね。
あらすじ読んでもらうとわかると思いますが、非常にシビアで暗いストーリーです。英語も難しい単語ばかりでしたし、なんとなく・・理解できた映画でした。
この映画は、巨大企業デュポン社と、その成功の裏で犠牲を押し付けられた住民達を描き、怒りと絶望が交わり解決の無いままゆっくりと展開しています。実話に基づいて、デュポン社の化学者によって発見された合成化学物質、テフロンを巡るストーリー。
え!?テフロンて。聞いたことあるやんっ
そう、皆さんご存知のテフロン加工のテフロンですよ。皆さん身近ですよね?こびりつかないお鍋といううたい文句で目にした時の衝撃ってありませんでした?英語と言えども、テフロンという物がどのような悪影響を人体に及ぼしたのかというのは理解できました。NY タイムズ によると、現代人であればほぼ世界中の人々の血液の中に既にテフロンやその他の毒性フッ素化合物が入り込んでいるとの事・・。テフロン製品の事を今一度調べてみる価値はありますね。
このテフロンという問題を取り上げていますが、20年間も大企業と戦い続きて来た一人の弁護士の生きざまにもとても感動しました。大企業を相手にすることの覚悟や苦悩が描かれています。んんん、やっぱりマーク・ラファロ最高💓
映画の感想に戻ります。
実話に基づいた非常に内容が濃く、そして暗いストーリー展開ではありましたが、見ごたえありました。日本語字幕でもう一度見てみたいと思っています。
残念なことに日本公開予定はないみたいです。
ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
2019年のアメリカのミステリアスコメディ映画。「スターウォーズ・最後のジェダイ」でも有名な、ライアン・ジョンソンが監督、脚本を担当、主演は6代目ジェームスボンドを演じているダニエル・クレイグ。その他にも素晴らしい役者さんたちが出演しています。
あらすじ
小説家のハーラン・スロンビーは推理小説の分野でベストセラーを連発し、莫大な財産を築き上げた。ところが、85歳の誕生日パーティーの翌朝、ハーランが屋敷の書斎で喉を切り裂かれて死んでいるのが見つかった。当初、地元警察はハーランの死を自殺とみなしていたが、そこに私立探偵のブノワ・ブランがひょっこり現れた。ブランはハーランが自殺に見せかけて殺されたと考えており、前日、敷地内にいたハーランの親族たちに聞き取り捜査をすることにした。その際、ブランはハーランの世話をしていたマルタを助手として付き従わせることにした。
ブノワが懸命に犯人を突き止めようとする一方で、ハーランの親族たちは彼の死やその真実よりも、彼の遺言状の方に関心を向けていた。彼らの関心は「ハーランの莫大な財産は誰の手に渡るのか」という一点にあった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密より引用
ミステリーではあるんですけど、癖がありすぎる人達の集まり💦で、これがまた普通のミステリーに終わらず、そしてただ単に面白いということではない・・ほんとに最初から終わりまで、魅入ってしまった☺
ジェームスボンド役以外のイメージがつきにくかったダニエルでしたが、この映画の彼、いいですね~。007のように、気取っていて渋い役ではありますが、コミカルな一面を見せているところがとても新鮮です。
この作品は2019年9月のトロント国際映画祭で、ワールドプレミアが開かれ、高い評価を得て話題となっています。続編の話も出ているそう。
この映画、1月31日日本公開されます。
おススメです!
スパイス・イン・ディスガイス(原題:Spies in Disguise)
2019年に後悔されたアメリカのアニメーション映画。
監督は本作が映画監督デビューとなったトロイ・クアンとニック・ブルーノ。この映画は2009年の短編アニメーション映画『Pigeon:Impossible』を長編映画化した作品だそう。その短編映画がこちら👇
この映画、家族で楽しめると思いますよ。
いやいや大人だけでも楽しみましたけど。あたくし、めちゃ笑いました🤩 英語わからなくても笑えましたよ~~~。アメリカに来て映画はよく見に行ってますがこんなに笑わせてもらったのはこの映画が一番だったかもってくらい💦まあ、キッズの映画なので、単純明快。ただ・・アメリカ人夫にはこんなキッズ映画に付き合ってもらって申し訳なかった気がしますが・・・。私が大笑いしているのを見られて、彼も嬉しかったそうです。
たまには頭をあまり使わずに、大笑いできる映画もいいものです。
オススメ度 100%
2019年度の公開映画鑑賞記録も終了。
自分の為だけのようなこの映画鑑賞記録なんですが、読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。この記録は全然映画ファンの方の参考になっているとも思えない(苦笑)けれど、日本で公開されないものも多いので、ご興味ある方は将来何らかの方法で観てもらえたらと思います☺
2020年からはきちんと一年間分書いていきたいと思います。宜しくお願いします💓