【トップガン】1986年といえば、
トムクルーズの出世作映画として語り継がれています。
多分、この先も語り継がれていくでしょう。
himawariもこの映画にはとても思い入れがあります。
本命の大学の試験を受けた帰りに、疲れた体を癒すためにこの映画を観たからです。
トムクルーズかっこいい!しびれました。
しかし
この映画を観た時の印象ですが・・・
えええええ!
これってあの映画のパクリ違うん?? Σ( ̄□ ̄|||)
どの映画かと申しますと、
【愛と青春の旅たち】1982年
こちらの映画は、リチャードギア様💛の出世作と言われています。
こちらがざっくり二つの映画ストーリーの内容。
どちらも海軍が舞台となっている。
「愛と青春の旅立ち」は海軍士官養成学校、
「トップ・ガン」はエリート航空戦訓練学校がベース。
それぞれの主人公は過去に傷を負いながら訓練の中で仲間の死や
女性との出会いと恋愛、教官と敵対など色々な出来事を乗り越えながら
一人の男性として成長していくといったストーリー。
主人公はともにバイクに乗り、挫折を味わい学校を辞めそうになりながらも
立ち直っていく。
「愛と旅たちの青春」をいまだに引きずっているくらい大好きな映画のhimwariです。
その映画の5年ほど後に公開された「トップガン」。
ちょっと、これってなんかストーリー似すぎてるやん?と
ムッとしたことが一番の記憶です。
今回、再度調べてみてわかったことがあり、気持ちがスッキリ!☺
二つの映画は、ジャンルが違うということ。
「愛と青春の旅立ち」は人間描写に徹しているヒューマンドラマ映画、
「トップ・ガン」は戦闘機による派手なアクションを取り入れていてアクション映画。
そうです、そう思うと比べることはやめようと思えました。
これからは「トップガン」を心から楽しく観ることができるでしょう。
話はちょっとそれてしまいますが、「愛と青春の旅たち」の話です。
この映画ご興味の方、必読情報です☆彡
純粋なラブストーリーだと思ってきてましたが、そんな簡単な話じゃないと発見!!
原題は、An Officer and a Gentleman。直訳すれば「士官と紳士」。
このタイトルは、アメリカ全軍共通の法律である「統一軍事裁判法」からつけられています。日本人にはちんぷんかんなことですよ。
「士官や紳士に相応しくない行為(Conduct unbecoming an officer and a gentleman)で有罪判決を受けたすべての士官・将校ならびに陸軍士官学校生徒、海軍兵学校生徒は、軍法会議の命令によって処罰される」
日本語ですと「士官」ってのは海軍の呼び方で、陸軍だと「将校」と呼び、言い分けていますが(「陸軍士官学校」と言う時だけは陸軍でも「士官」なのがややこしい)、英語では士官・将校どちらも「オフィサー」です。オフィサーってのは、一般企業で言う管理職ですな。一番下の少尉で、まぁ課長ぐらいだと思ってください。オフィサーの一番上の大佐なら本部長クラス(一般企業と対照するのはかなり無理がありますが)。つまり、課長以上の管理職に就いてる人は、人間としても立派な紳士でありなさいよ、それに反したら罰しますからね、という法律なのです。
さて。「士官や紳士に相応しくない行為」という軍事法律用語があり、後ろ半分を略して「士官や紳士」という箇所だけをわざわざ抜き出して、この映画は原題タイトルに掲げている訳です。
士官や紳士に相応しくない行動とは、一体?
逆に相応しい行動とは何か?
その両方を、同時に、言外に、このタイトルは問うているのです。リチャード・ギア演じる主人公の行動は、あるいはその人柄は、士官・紳士として相応しいのか?相応しくないのか?どっちなんでしょうか?
邦題の「愛と青春の旅たち」からしたら、ラブストーリーっぽい感じに感じてしまいますが、単に一組の男女の恋愛模様ではなく、人となりの成長を描いているシリアスな映画なんです。
13週間のシゴキに耐えながら、主人公を演じるリチャードギアは士官や紳士に相応しい行動とそうでない行動との区別を、だんだんとつけていくという男をセクシーにかっこよく演じているのです。
いや~~ 深いです、この映画。
話は戻ります。
この二つの映画の主題歌はそれぞれヒットしましたが、映画の中身を反映しての素敵な選曲です。
「愛と青春の旅立ち」はジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが歌った「Up WhereWe Belong」でバラードな曲。
「トップ・ガン」はケニー・ロギンスが歌った「Danger Zone」でアップテンポな曲。
では、懐かしいこれらの主題歌をお楽しみください!
愛と青春の旅だち 主題歌 An Officer and a Gentleman - Up Where We Belong
まとめると・・・
今まで、「トップガン」のヒットにちょっと納得していなかったhimawariですが、
アクション映画として楽しめる、そしてトムクルーズの爽やかさ
ということで、続編も楽しみにできそうです。
それにしても、「愛と青春の旅たち」をもう一度見なくてはと思ったのは私だけ?
リチャードギア様が好きすぎてこんな写真集ももっているhimawari.
久しぶりに見ました。素敵~💛