すごいピンボケの写真ですいません。
こんにちは。のらりくらり～サンフランシスコ移住準備をしているhimawariです。
現在、フィアンセビザ申請中です。このフィアンセビザに関しても、気が遠くなる
道のりがあるんですが、今日は横に置いておきます。
さて、戸籍制度の話です。
フィアンセビザの取得準備にかかった時に、まず、びっくりしたことが
アメリカ人は戸籍がない Σ(￣□￣|||)
戸籍があるのが普通で生きたきた私たちにとっては、ショッキングな話です。
まず、戸籍とは・・・・
「日本国民についての身分関係を公証するもの」とし、親子関係や婚姻・離婚、死亡などを証明するものです。また、日本に住んでいても外国籍の人（永住権者）と皇族には戸籍がありません。
ちなみに、パスポート申請の際に戸籍謄本（抄本）が必要なのは日本国籍を証明するためだそうです。（戸籍があるのは日本人だけなので）。
日本の現在の場合
明治５年に「戸主と親族」を主体とし編成された制度。 明治１９年に「家単位」に、「戸主を中心としてその直系・傍系の親族」をひとつの戸籍に記載する様になり、 これが昭和２３年から「家単位」から「夫婦親子の単位」に変更された物。 戸籍の「戸」とは「家」のことで「家制度の名残」。
アメリカの場合
「家」を基本にした「戸籍」ではなく、「個人」を基本とした「個籍」制度である。
アメリカは、Social Security Number（社会保険番号）に代表される「個人を特定する」制度で、家族関係を基本とはしていない。
※Social Security Number とは・・本来は社会保証を受けるための登録番号。
社会保証を受けるための登録番号であり、同時に納税のための登録番号。
戸籍のないアメリカでは 個人を特定する唯一の方法。
登録されている事柄は 個人を特定するために必要な、氏名、国籍、出生地、
生年月日、住所など。
詳しく言えば、国家の性質によって個人を特定する制度が違ってくるということだそうです。
定住型国家である日本の制度は・・・
と言うトップダウン式の行政の流れ。
（この流れと別に社会保障の制度、納税制度がありＳＳＮとは本来このために個別に割り振られた番号のことです）
戸籍があれば国籍取得できるのではなく、国籍があると戸籍が作られると言う流れです。
対して移民形国家であるアメリカの制度は・・・
滞在許可⇒就労許可（ＳＳＮ取得）⇒永住許可（グリーンカード）⇒市民権＝国籍
と言うボトムアップ式（例外的に抽選によるグリーンカード取得制度もあります）。
ついでに調べてみると、
外国人と結婚して役所に婚姻届出を提出すると、自分が筆頭者となる新しい戸籍ができるそうです。
日本では、入籍するという言葉を使いますが、戸籍を持っていないアメリカ人と結婚
する予定のhimawariは、入籍するわけではないから。
入籍は、旦那さんの家庭に入るという昔からきている『家』を基本とする在り方が
理由なんですよね。
外国人と結婚した相続人（日本国籍）の戸籍
外国人と結婚して役所に婚姻届出を提出すると、自分が筆頭者となる新しい戸籍ができます。
日本人同士の婚姻の場合は、氏を名乗る方が戸籍の筆頭者となり、夫婦２人同じ戸籍に入りますが、外国人配偶者の場合は、日本国籍である一方の人の戸籍が新たに作られます。
ちなみに、外国人配偶者の戸籍は作られず、日本人配偶者の戸籍に婚姻した事実（配偶者の氏名、生年月日、国籍）が記載されるのみです。
http://www.koseki-souzoku.com/13956545149723
ついでになんですが、himawariはアメリカで結婚します。
その場合は、先ず結婚許可（ライセンス） を取得し、次に結婚式を行い、そして
報告すると いうプロセスを経ます。細かい規定は州により 異なります。
